「よしもと漫才劇場」が7周年、中田カウス「漫才には将来がある」

若手芸人がしのぎを削る「よしもと漫才劇場」(大阪市中央区)が12月1日で7周年、「森ノ宮よしもと漫才劇場」(大阪市中央区)も1周年を迎えた。それを記念して12月1日、劇場メンバーらによる会見がおこなわれた。

2014年に吉本興業の本拠地である「なんばグランド花月(NGK)」(大阪市中央区)の真向かいに設けられた「よしもと漫才劇場」。若手芸人の育成や人気芸人の発掘という基本コンセプトのもと、『Mー1』王者や賞レースで輝かしい活躍を見せる多くの芸人を生み出してきた。

吉本興業の奥谷達夫副社長は、「劇場というのは、『お笑い』というライブそのものはもちろん、芸人の人生そのものがどう変化していくかをお楽しみいただけることも魅力の1つ。芸人たちの成長物語を共に楽しみいただける、それが『よしもと漫才劇場』。これからもぜひ応援してください」とアピールした。

会見終盤には、上方漫才協会の会長・中田カウスも登壇。「次から次へと若手が巣立ってきておりますね。どんどん数も増えてきております・・・ということは、漫才には将来がある。僕が吉本に入ったときは、若手は僕らカウスボタンだけ。こんなにたくさんの若手が吉本を目指して漫才をして、この世界に入ってくれるとは考えたこともありませんでした」と振りかえる。

続けて、「誰もが志があればやれる仕事が『漫才』なんです。若手を見てるといつも顔がゆるみっぱなし、本当にうれしいですね。今壁にぶちあたっていても、壁じゃなく扉だと思ったら次にいける。負けてから強くなるんです。いろんなことを経験しながら、若手みんなが伸びていってほしいですね」と思いを語った。

(Lmaga.jp)

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