淡路島のオリーブ園にトレーラーハウス、「まだ誰も泊まったことのない場所」へ
コロナ禍に3密を避けられるレジャーとして人気が高まり、今やカルチャーとして定着したグランピング。そんななか、「まだ誰も泊まったことのない場所」にトレーラーBOXやキャンピングカーなどで宿泊できる移動型の施設「UMU(ウム)」が、淡路島に登場した。
移動型宿泊施設「UMU淡路島」の会場は、淡路島の北部に位置するオリーブ園「Virgin Valley」。通常は農園の敷地内に宿泊スペースが設営され、風にそよぐオリーブの樹々を眺めてくつろぐ贅沢な時間を過ごせる。
本州と淡路島をつなぐ明石海峡大橋から近く、神戸から車で約40分。京都・大阪方面からのアクセスも良好だ。
食の宝庫・淡路島だけあって、玉ねぎやキャベツ、レタス、みかんなど、周辺エリアには農作物の収穫体験ができる農園も。また、景色のよい温泉も点在しており、充実のステイプランを満喫できそうだ。
GWの直前にオープンしたばかりだが、営業担当の辻井学さんは「1年間の期間限定でスタートしましたが、オープン後の反響も良く、2年目継続の可能性も検討中です。淡路島の海を見下ろすオリーブ園の散策は、これからの季節が最高に気持ちよいので、ぜひ園内を歩き回って欲しい」と紹介。
さらに魅力を高めるべく「スペース拡大も計画中です。夏休みシーズンに向け、ますます楽しみを進化させたい」と明かした。
プランは、宿泊と日帰りの2コース。宿泊できる鏡面仕上げのミラートレーラーは、室内にダブルベット2つ、くつろげるソファーなどもあり、4名まで収容可能だ。
BBQディナー&モーニングがセットになったミラートレーラー1泊2日は1万1000円~/名(4名宿泊時)(2日前までに要予約)。
日帰りプランは気軽なピクニック利用をはじめ、淡路島の豊かな食を堪能できるBBQのランチ&ディナーもスタンバイ(要予約)。大人3000円~、小学生以下2000円~(料理代、施設使用料込み)。
今回の取り組みは、全国各地のさまざまな場所を期間限定でグランピングフィールドに変える活動の一環。レジャーとしての側面だけでなく、地域経済の活性化、地域共創への貢献を目的とし、複数の地方自治体との連携も模索しているという。今回の淡路島を皮切りに、今後は広大な農園や都会の遊休地など、順次全国へと開催地を拡大する計画とのこと。
取材・文/みやけなお
(Lmaga.jp)
関連ニュース
KobeShimbun編集者のオススメ記事
関西最新ニュース
もっとみる「これは恋愛成就も同然」結ばれなくとも夢でつながる、蔦重と瀬川の愛にSNS号泣【べらぼう】
阪神タイガース公認!?大阪・梅田で「虎柄プリン」を期間限定で販売
東京・銀座の寿司店が手掛ける「カウンター鮨入門店」、関西初上陸 一貫250円~
大阪・阪神百貨店で初の試み! 一般公募グランプリの焼き菓子、販売スタート
100万輪のネモフィラが咲き誇る、旧神戸ワイナリーで初イベント開催
マクドナルドに10年ぶり「ハンバーガーセット」復活、500円で販売
兵庫・淡路島に新たなカフェが誕生、貴重なモーニングと昼はブッフェスタイル
コロナ禍描く朝ドラ『おむすび』で「エア指切り」がトレンド入り、視聴者ほっこり「めっちゃ和む」