朝8時からスパイスカレーや北極星のオムレツ、JR大阪駅ナカ施設がリニューアル
JR大阪駅の駅ナカ商業施設「エキマルシェ大阪」(大阪市北区)の第2期エリアが、7月14日にリニューアル。モーニングが楽しめる飲食店3店が新たに登場し、駅ナカで充実した朝を過ごすことができる。
今年100周年を迎える大阪の老舗「洋食 北極星」は、以前よりフロアが広くなって一新。モーニング、ランチ、ディナーとそれぞれでメニューを変えるという新スタイルに生まれ変わった。
朝8時から11時までのモーニングタイムで注文できるメニューは2種。創業当時の常連客がいつも注文していたごはんとオムレツの組み合わせにちなんだ「小高さんの朝ごはん」。ふわふわとろりのオムレツにごはん(またはパン)、サラダ、ドリンク付きで価格は500円だ(ちなみに小高さんがきっかけで北極星のオムライスが生まれたそう)。
そしてもう1つは、フレンチトーストやクロックムッシュ、エッグベネディクトなど、卵を使った洋朝食メニューが、日替わりのモーニング(780円)として登場する。
また、大阪・北浜で15年にわたり愛されているカレー店「コロンビアエイト」が、駅ナカに初出店。朝8時から夜11時まで通して、30種類以上ものスパイスが使用された本格カレーが味わえる。
スパイスの香りが広がるよう、最初に「ししとう」を一口かじる独特の食べ方で知られる同店のキーマカレー(1200円)は、スパイシーだが朝からさらっと食べられる一皿。同店の社長・荻野善弘さんは、「大阪の食カルチャーを、たくさんの人に楽しんでもらえたら」と意気込む。
そのほか朝から利用できるのは、リニューアル前も女性を中心に多くの人から支持されていた「だし茶漬け えん」。朝8時~10時までは、朝食だし茶漬け(580円~650円)が登場。4種類から選べるお茶漬けと小鉢、漬物がセットで、「山形だしと湯葉ちりめん」や「釜揚げしらすと南高梅」など夏らしいメニューが揃う。
「おいしい通勤」をテーマに、この3店含む13の飲食店がオープンした「エキマルシェ大阪」。夜は11時まで営業する店も多く、朝昼晩通して活用できそうだ。営業時間は各店舗により異なる。
取材・文・写真/野村真帆
(Lmaga.jp)