看板に偽りあり、ファミマ40%増量のはずが…衝撃の事実が判明
コンビニ「ファミリーマート」(本社:東京都港区)で開催中の『お値段そのまま!! 40%増量作戦』。その豪快なボリューム感に2021も話題となった企画だが、今年は如何ほど・・・と、実際に商品を手に取ると衝撃の事実が発覚した。
「ファミリーマート」の人気商品が値段は変わらず、40%ボリュームアップするという『お値段そのまま!! 40%増量作戦』。初実施の際は、「ファミチキ」の想像以上の大きさにSNSで「ファミマ正気か?」と、驚きの声が多数寄せられ盛り上がりを見せた。
そんな同企画が約1年ぶりにカムバック。最寄りの店舗に駆け込み、現在増量中のレジ横フード「クリスピーチキン」を受け取ると、「40%でこんなにデカくなる?」と少しの違和感を覚えた。ほかの人はどうだろうとSNSでリサーチしたところ、実際に40%も増量しているのか検証しているアカウントを発見。
■40%増量のはずが・・・看板に偽りあり投稿したのはアカウント名「ゲムぼく。」(@gamebokusan)さん。「昨年に比べ、原材料費の高騰はさらに進んでいるから、40%も増量するのは今度こそ難しいのではないか?」と、気になり検証を実施したそう。
しかしこの検証ではなんと、「クリスピーチキン」が40%ではなく62%もボリュームアップしていることが発覚。それどころか、人気のおにぎり「明太子マヨネーズ」は53%、「チキン南蛮」は80%と、どう考えても計算がバグっているとしか思えない結果に。やはり「クリスピーチキン」を持ったときの違和感は間違いではなかったようだ。
このわんぱくすぎる増量に、「これだからファミマ大好き!」「素晴らしい」「謎に感動した」といったラブコールや、「いや、うん・・・加減どこ?」「お茶目かよ」といったツッコミなど、さまざまなコメントが寄せられている。
アカウント主の「ゲムぼく。」(@gamebokusan)さんは、「世の中いろいろなニュースがありますが、これは消費者として純粋に明るくて楽しい話題だと思うので、いい意味で『ファミマ、とんでもないことやってるな』とみんなで笑えたら素敵ですよね。」とコメント。
■とんでもないサービス精神、すべては「お客さまにご満足いただくため」しかし原材料費の高騰などで多くの商品が値上げされているなか、どうしてこんな大胆な増量を? 加えて62%はさすがにオーバーしすぎでは?これについて確認すべく、直接「ファミリーマート」に問い合わせると、昨年もおこなわれた同企画が大好評&売り上げがよかったということで今年も実施する運びになったとのこと。
今年は多くの商品が値上げ傾向にあるが、「昨年同さまお客さまに喜んでいただけるよう、今年もキャンペーンの主旨は変えておりません。また昨年以上に多くのお客さまに楽しんでいただきたいとの思いから、おむすびやデザートなどカテゴリを広げて展開しております」と、広報担当者。スケールダウンするどころか規模が拡大しているではないか。
40%といいながらも、それを遙かに超える思い切った増量に「計算できてない」というコメントも多く散見された。これについては、「お客様にご満足いただくため、基本的に40%を下回らないように商品設計しております」とのこと。にしても増えすぎでは・・・?とは思うものの一応計算はされていたようだ。
『お値段そのまま!! 40%増量作戦』は、8月22日まで開催される。
(Lmaga.jp)