戦時下のアイドル役に古川琴音、出演には現役アイドルらも
昭和初期から終戦間際まで戦時下の日本で営業し続け、エンタテインメントの灯を守り続けた劇場「ムーラン・ルージュ 新宿座」。その看板スター・明日待子(あしたまつこ)を描いた特集ドラマ『アイドル』(BSプレミアム)が、8月29日に放送される。
戦時下のエンタテインメントをテーマとした同ドラマ。日本が戦争へと進むなかでもファンの声援に笑顔で応え、ステージで歌い、踊り続けた主人公・明日を連続テレビ小説『エール』などで知られる女優・古川琴音が演じる。
「どんな時代だったとしても、ファンが明日を楽しみに待てるような、そんな希望を与え続けた、まっちゃんの煌めきを届けられたら」と古川。劇中でも、歌やダンスがふんだんにちりばめた音楽ステージ・ショーになるという。
また、ドラマには関西ジャニーズJr.でAぇ!groupの正門良規や、スーパー銭湯アイドル・純烈の4人、ハロー!プロジェクトのアイドルグループ・つばきファクトリーとビヨーンズに所属する9人ら現役アイドルも参加。
純烈・リーダーの酒井一圭は、「私、この世界のキャリアスタート(10代)は俳優なのですが、すっかり純烈に馴染んでしまって・・・。久々のお芝居の現場、スタジオの雰囲気、監督の鋭い眼差し、新鮮で新人のような当たって砕けろの気持ちで無心に演じることが出来ました」とコメントしている。
ほかの出演者は、『エール』での歌唱&ダンスシーンが話題となった山崎育三郎や、元宝塚歌劇団月組トップ娘役の愛希れいかといったミュージカル俳優をはじめ、田村芽実、椎名桔平ら。放送は29日・夜9時からBSプレミアムにて、11日に放送されたNHK総合版(73分)からの89分拡大版となる。
(Lmaga.jp)