役者魂も存分に、マルチな女優・平野綾が「クラシック」に挑む

『レ・ミゼラブル』などの有名ミュージカルからアニメ声優まで、マルチなジャンルで活躍するアーティスト・平野綾。彼女が出演する音楽コンサート『はるかそよかの音楽に恋して meets 平野綾』の取材会が、25日に大阪市内でおこなわれ、「クラシックの概念を覆すかも」という、同公演についての意気込みを語った。

■ 「女性3人でフルパワー」子役時代からさまざまなフィールドで活躍し、アニメ『それいけ!アンパンマン』では、ドキンちゃんの妹分・コキンちゃんの声優も務める平野。 近年ミュージカル界での活躍もめまぐるしく、『レ・ミゼラブル』ではエポニーヌ役、『レディ・ベス』ではタイトルロールを演じるなど、持ち前の歌唱力が評価され、名作ミュージカルでも存在感を示している。

同コンサートは、林はるか(姉・チェロ)、そよか(妹・ピザの)の音楽姉妹によるシリーズで、2021年の配信をたまたま観ていたことが今回の出演にも繋がったんだとか。

平野は「クラシックコンサートでこんなに面白いのは初めてで、クラシックとは思えぬMCもあって・・・(笑)。これをきっかけにクラシックを知ってもらえたら、概念が覆ると思うし、新たなクラシックの側面も発見してもらえるのではないかな。女性3人のフルパワーで素敵なコンサートにします」と、語った。

■ 20つの顔にも期待、「深読みしすぎる癖が・・・」第1部はクラシック、第2部は過去の出演作からピックアップした曲や、10曲の「ジブリメドレー」なども盛り込まれたポップスのセクションとなっており、林姉妹のチェロ、ピアノに平野のヴォーカルが合わさった大迫力の三重奏となる予定。全20曲以上が披露される。

平野は透きとおったボイスを持つシンガーでありながら、さまざまな役どころを演じてのける役者。ということは、20曲=20の役柄を見ることができるというのも楽しみにしたいところであり、「私はストーリーの裏の部分を深読みしすぎる癖があるので(笑)、役者としてその歌を表現できたら」と期待を込める。

そんな平野は、自身の特性から「作品作り」においても独特なプロセスがあるといい、「以前『モーツァルト!』に出演した際は、モーツァルトの妻ということで、実際にウィーンまで行って墓の前でセリフを言って呼び覚ます勢いで芝居をしました(笑)」と明かす。そんな「墓エピソード」がある『モーツァルト』の楽曲『ダンスはやめられない』も今回歌われるので、「思い入れがある曲なので、ぜひ楽しみにしていてください」と笑顔を見せた。

『はるかそよかの音楽に恋して~meets 平野綾』は11月23日に、「サンケイホールブリーゼ」(大阪市帰宅)にて。チケットは6000円で、8月25日より先行販売、9月24日から一般発売が開始。

(Lmaga.jp)

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