イラン出身の女優サヘル・ローズ、「京都国際映画祭」のアンバサダーに就任
国際人権団体などでも活動するイラン出身の女優サヘル・ローズが、京都でおこなわれる『京都国際映画祭2022』のアンバサダーに就任することが発表された。
「映画もアートもその他もぜんぶ」をテーマに、新しいモノ・コトに積極的に取り組んでいる『京都国際映画祭』。2022年は、京都の「よしもと祇園花月」「ヒューリックホール京都」「京都市京セラ美術館」などを舞台に10月に開催が予定されている。
主演映画『冷たい床』(2017年)で『第6回ミラノ国際映画祭』で最優秀主演女優賞を獲得しているサヘルは、今回のアンバサダー就任において「私は幾度も人生のターニングポイントで映画に救われ、支えられてきました」とコメント。
そして、「コロナによって変化していく表現、映画の意義を模索・葛藤しながらも、産声をあげた素晴らしい作品たちがみなさまにお会いできるのを楽しみにしていると思います。(中略)世界にいくことが困難になった近年だからこそ、京都からアナタも、世界と繋がっていけることを願っています」と語った。
2021年は女優の倉科カナがアンバサダーを務めている。同映画祭は10月15日・16日の2日間にわたり、京都市内の各所にて開催される。
(Lmaga.jp)