女優・南沙良がNetflix版「君に届け」で主演、共演はドラゴン桜の鈴鹿央士
大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で源頼朝と北条政子の娘・大姫役を演じ、つらい過去を背負いながらも健気に生きる姿で注目を集めた女優・南沙良。そんな彼女が2023年3月に配信されるNetflixドラマ『君に届け』で主演をつとめることが発表された。
同ドラマの原作は、少女まんが雑誌『別冊マーガレット』(集英社)で2006年から連載され、『第32回講談社漫画賞(少女部門)』を受賞した椎名軽穂の代表作。高校生のリアルで甘酸っぱい恋愛模様が描かれ、これまでにテレビアニメ、ゲーム、映画など、さまざまなメディアで多くのファンを魅了してきた。
南が演じる主人公の女子高生・黒沼爽子は、長い黒髪と青白い肌から「貞子」と恐れられ、クラスメイトになじめずにいるが、実は超がつくほど純粋で、前向きかつ努力家。学年の人気者・風早翔太と親しくなったことをきっかけに、キラキラした高校生活のなかで成長していく物語だ。2010年の映画版では、女優・多部未華子が演じている。
今回のキャスティングに南は、「もともと原作を読ませていただいていたので、お話を聞いたときは率直に驚きとうれしさが同時に込み上げ、なんとも不思議な感じだったのを覚えています。気持ちが落ち着いてからは、映画化されていることもあって正直、少し不安もありました」と、率直な思いを吐露。
しかし、「爽子ちゃんを演じるにあたっては、原作を何度も読み返しながら、できる限り原作に忠実に臨みました。爽子ちゃんの真っ直ぐな想いに私自身も動かされることが何度もあったので、観ていただける方にも、爽子ちゃんの想いが届けば良いなと思っています」と、前向きな気持ちで演じたという。
また、風早翔太役には、映画『蜜蜂と遠雷』の天才ピアニスト役で各映画祭の新人賞を総なめにした俳優・鈴鹿央士。南と鈴鹿はドラマ『ドラゴン桜』第2シリーズで共演している。
(Lmaga.jp)