Snow Man目黒蓮、朝ドラ・エリート航空学生の役作り「めちゃくちゃ勉強した」
東大阪で生まれ育ったヒロイン・岩倉舞(福原遥)が、パイロットを目指して航空業界に足を踏み入れる連続テレビ小説『舞いあがれ!』(NHK朝ドラ)。「航空学校編」で舞の同期である柏木弘明役を演じる目黒蓮が、自身の役柄についてコメントした。
アイドルグループ・Snow Manのメンバーで、現在放送中のドラマ『silent』(フジテレビ)の演技でも注目を集めている目黒。「朝ドラというものに自分が参加できるのはとても光栄なことだと思います。Snow Manのメンバーもみんな『お前、すごいな!』と自分のことのように喜んでくれて、僕もすごくうれしかったのを覚えています」と、初の朝ドラ出演が決まった際の喜びを語った。
目黒演じる柏木は、舞の航空学校の同期で、国際線パイロットの父と元CAの母を持つエリート。初対面の舞にも高圧的な態度を取る柏木について、目黒は「最初はすごく嫌なやつです。自分でも嫌なやつだなと思いながら演じています(笑)」と振りかえる。
しかし「そこからの感情の振り幅がとても大きい役なので、楽しんでいただけるポイントのひとつかなと。最初から最後まで、(シーンの)感情をしっかり整理して、段階を踏んでつなげていくことを意識しています」と、役作りでの工夫を話した。
作中では、柏木が舞に知識を教えるシーンもあるというが、「僕自身が人に教えられるレベルで理解しておかなくてはと思い、めちゃめちゃ勉強しました。セリフは丸暗記だと逆に覚えられないので専門用語の意味を1個1個調べ、わからないことは航空学生の方に質問し、細部まで理解したうえでやらせてもらいました。だから(ドラマを撮影している)NHK大阪放送局の近くで空に飛行機が飛んでいるのを見ると『あ、今パス3度かな』とか思ってしまうんですよ(笑)」と、苦労を語った。
最後に視聴者に向け「仲間とともに1個1個壁を乗り越えていくなかで、柏木がどう変わっていくのかという過程も見どころのひとつです。ぜひ朝からみなさんに見ていただいて、ご覧になった方の気持ちがそれこそ『舞いあがる』感じになってくれたらうれしいです」と締めくくった。
『舞いあがれ!』の放送は、NHK総合で朝8時から、またBSプレミアム・BS4Kでは朝7時半から。
(Lmaga.jp)