中田カウス「いとしこいし師匠を見る思い」…上方漫才協会大賞で絶賛のコンビとは
『第八回 上方漫才協会大賞』の受賞発表が1月9日に「なんばグランド花月」(大阪市中央区)でおこなわれ、同協会会長の中田カウスが登壇した。
各分野での2022年の活躍や上方漫才への貢献などさまざまな視点によって審査会で審査され決定される同賞。過去にはアインシュタイン、見取り図、ミキ、ミルクボーイ、昨年はすゑひろがりずが受賞している。
オープニングに登場した中田カウスは「漫才の賞レースは1年にたくさんありますが、1番最初にあるのがこの『上方漫才協会大賞』の授賞式。年末は『M-1』で締めるわけですけども」と説明。続けて「昨年の『M-1』は・・・漫才の美学でいうと、さや香ではなかったかと。これ以上掘り下げると炎上ネタになりますので、止めときましょうか」とコメントし、会場の笑いを誘った。
大賞に輝いた天才ピアニストについては「漫才でもコントでも結果を見せてくれましたし、単独ライブも見せてもらいましたが、ネタの作り方が新しい! 数もすごい。この1年の活躍ぶりの結果でございます」と絶賛。「これを背負うとまた苦労が始まりますが、頑張ってください」と激励の言葉を送った。
特別賞は大阪NSC出身で、2017年より拠点を東京に移している男性ブランコ。その理由について「継続は力やねぇ。大阪から東京にいって、そのまま消えると思っていたのですが」と鋭いコメントで会場を沸かし、「とりあえず上品なコンビ。久しぶりのいとしこいし師匠を見るような思い」と、「上方漫才の宝」と称される兄弟コンビ・夢路いとし喜味こいしの名を挙げ、「よく頑張りました!」と笑顔を見せた。
(Lmaga.jp)