地域に愛された大阪・千里中央の商業施設、今春53年の歴史に幕「最後まで役割を果たしたい」

北大阪急行「千里中央駅」直結の商業施設「千里中央オトカリテ」(大阪府豊中市)が、4月30日をもって閉館。約53年の歴史に幕を下ろす。

1970年にディスカウントデパート「大丸ピーコック」としてオープンした同施設。時代に合わせて専門店が入ったり、スーパーが入ったりと少しずつ業態を変えながらも、半世紀以上に渡って地域の人たちの暮らしを支えてきた。

そんな同施設は、建物の老朽化に伴い閉館及び取り壊しが決定。閉館のニュースを受け、地域の人たちからは「子どものころから来ており、親になった今は子どもと来ています。なくなるのは寂しい」「次どうなるのか楽しみ」など、親子で親しんだ思い出や今後への期待の声が多く寄せられているという。

同施設を管理する「イオンモール」の藤野良太さんは、「53年間地域のみなさまに愛されてきて、感謝しています。最後まで地域に愛される施設としての役割を果たしたい。4月30日の閉店まで、セールや企画を考えるなどしているので、みなさんにお越しいただけるとうれしいです」と話す。

現在は『オトカリテファイナルパーティー』と題するセール第1弾が開催中(2月28日まで)。そのほかにも、さまざまなイベントが予定されている。営業時間は朝10時~夜8時。

取材・文/野村真帆

(Lmaga.jp)

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