大阪城ホールでアイドルフェス、Juice=Juiceら実力派4組が観客を魅了
開局52周年のラジオ局「FM大阪」が、今いちばん輝いているアイドルを迎えたフェス『52OSAKA~Girls Castle~』を2月19日に「大阪城ホール」(大阪市中央区)にて開催。マスク越しの声出しが解禁されたこの日のコンサート、その模様がライブ写真とともに公表された。
多くのアーティストが「1度は立ちたい!」と憧れる「大阪城ホール」を舞台に、実力派アイドルグループ4組が出演。来年結成10年目を迎えるJuice=Juice(ジュースジュース)をはじめ、「エビ中」の愛称で親しまれる私立恵比寿中学、メジャーデビュー4年で武道館公演を成功させたBEYOOOOONDS(ビヨーンズ)、そして、秋元康プロデュースのデジタル声優アイドルグループ・22/7(ナナブンノニジュウニ)という注目の4組が顔をそろえた。
シャンデリアが輝き、お城を彷彿とさせるステージにトップバッターで登場したのは22/7。10枚目のシングル『神様だって決められない』のカップリング曲『命の続き』で幕を開けると、客席からはメンバーの名前を呼ぶ声が飛び交うアイドルコンサートらしい雰囲気に。そして、『タチツテトパワー』のイントロが始まると、観客の手拍子が鳴り響き、会場のボルテージはぐんぐん上昇。トップバッターとして、会場をこれ以上なく盛り上げた。
続いて登場したのは、「FM大阪」でレギュラー番組をもつBEYOOOOONDS。この日、MCをつとめたakaneが振り付けを担ったアッパーチューン『虎視タンタ・ターン』でスタートすると、すぐさま会場のボルテージは最高潮に。グループ内ユニットのCHICA#TETSU(チカ#テツ)、雨ノ森 川海、SeasoningSの楽曲も披露され、『ラマイパラッパ~!』ではコール&レスポンスで会場は一体となった。
そして、「低学年メンバーは初めて、高学年メンバーは久しぶりにみなさんの声を聞けてうれしいです!」と改めて声出しOKへの喜びを明かしたのは私立恵比寿中学。『ハッピーエンドとそれから』で幸せオーラ全開のパフォーマンスで盛り上げると、「ここからは、初めてエビ中を見た人でも楽しめる曲を披露します!」と、『禁断のカルマ』『仮契約のシンデレラ』をノンストップで披露。会場をエビ中の世界観に包み込んだ。
そして、トリを飾ったのは、Juice=Juice。「大阪城ホールのみんな~! いくよ~!」と叫ぶと、観客はありったけの声援でリアクション。ライブ間のMCでは、3代目リーダー・植村あかり(大阪府出身)が「大阪城ホールは夢に見ていた場所で、今回はみなさんの声も聞けるのでうれしいです!」と喜びを語ると、会場はあたたかい拍手に包まれた。さらに『TOKYOグライダー』を大阪バージョンで披露し、大阪ならではのステージを届けた。
Juice=Juiceのラストナンバー『Magic of Love』では、出演グループ4組がステージに大集合。オールキャストで振りを合わせつつ、私立恵比寿中学・安本彩花とJuice=Juice・段原瑠々は圧巻のフェイクで会場を魅了。この日限りの感動をエンディングを迎えたのだった。この模様の一部は、3月12日・夜7時から同局で放送される。
(Lmaga.jp)