カンテレの新実彰平アナウンサーがメインキャスターをつとめていた報道番組『報道ランナー』（月～金曜・夕方４時４５分）が終了。４月３日より新番組『ｎｅｗｓランナー』がスタートする。

『報道ランナー』は、当時２７歳だった新実アナをメインキャスターに据え、２０１７年に放送開始。同局の平日夕方の報道番組メインキャスターとしては歴代最年少で、２０代の就任は元カンテレの山本浩之アナウンサー（報道番組『アタック６００』）以来、実に２６年という大抜擢だった。

新番組『ｎｅｗｓランナー』は、競馬実況でおなじみの入社１９年目の吉原功兼（こうけん）アナが就任。ニュース枠を拡大し、専門家や取材記者のスタジオ解説を充実させ、発信者の「顔が見える」、関西で一番信頼されるニュース番組を目指すという。

吉原アナは、「子育て対策や光熱費の高騰など、ニュースと生活がつながっていることを日々感じています。視聴者のみなさんの知りたいに応え、ともすれば少し遠い存在のニュースも身近なものに感じていただけるよう、心を込めてお伝えします」と意気込みを語る。

一方、新実アナは３月２４日に自身にツイッターを更新。「６年の長きに渡ってご覧になってくださった皆様本当にありがとうございました。当時２７歳。誰より私が『こんな若造のニュース番組誰が見んねん』と思っていました（笑）」と、投稿を１０回に分けて自らの思いを吐露。

そして、「特に最近になって、この番組はあまり広く支持を受けなくなっていました。またそのことが私の降板と番組終了の理由の一つであることは自明です。今の民間放送の収益構造上、残念ながら、多くの方に見てもらえない番組がビジネスとして成立しないのは避けがたい現実です」と悔しさをにじませた。

吉原アナがメインキャスターとなる新番組『ｎｅｗｓランナー』は、４月３日・夕方４時４５分から放送。月・水曜は竹上萌奈アナ、火曜は橋本和花子アナ、木・金曜は谷元星奈アナが情報キャスターをつとめ、コメンテーターとして犬山紙子、田村淳、はるな愛、兵動大樹らの出演が予定されている。

(Lmaga.jp)