大阪・道頓堀のグリコと共にゴール! 視覚トリック生かした夢の撮影スポット、コロナ禍明け盛況
入国制限の緩和や外出機会の増加にともない、全国の観光地がかつての賑わいを取り戻しつつある。そんななか、大阪・道頓堀川沿いにあるコスメショップ「nanohana戎橋店」(中央区心斎橋筋)が新たなフォトスポットとして注目されていることをご存知だろうか?
2フロアにわたり、約150ブランドものオーガニックコスメや韓国コスメなどを取り揃えるコスメ専門ショップとして2020年2月にオープンした同店。
コスメ店としては珍しく、視覚トリックを活かした「映えスポット」や韓国プリクラ機「人生4カット」を併設しており、週末には多くの客が訪れる。なかでも人気なのは、大阪のシンボル「グリコサイン」で走っているレーンと繋がるように撮影ができる、遊び心溢れるスポットだ。
同店を運営する薬局グループ「なの花西日本」(所在地:大阪府豊中市)の下山英介さんによると、オープンにあたり「広い立地やグリコサインが見える立地を活かし、訪れた人が楽しめるスポットを作ろう」ということで、フォトスポットを設置したという。
新型コロナウイルスが猛威をふるい始めた頃にオープンしたこともあり、当初は利用客も少なかったとか。しかし今では人気韓国グループのメンバーがお忍びで訪れるなど若者から熱い視線を集めており、取材時もオープン前から客が待機列を作っていたほど。
■ 撮影の様子を見ていると…グリコポーズに変化?グリコサインといえば道頓堀川にかかる「戎橋」での撮影が定番スポットだが、人通りが多くスペースが確保しにくい場所ということで、なかなかベストな写真が撮れず苦戦した経験はないだろうか? 同店では専用の撮影場所が用意されており、看板が真後ろに位置しているため、周囲を気にせずベストなショットを撮れるのも特徴的だ。
取材時は観光客が多く、撮影を楽しむ人たちの様子を見ていると、やはり両手をVの字に挙げ片足で立つポージングをしており、あの「ゴールイン・ポーズ」が世界共通で知られていることがうかがえた。さらに、レーンを活かしたランニングポーズや手乗せポーズなど、看板を活かしつつ独自性を出したポージングも多く見られた。
せっかくなのでLmaga.jp編集部でも撮影にチャレンジ。「被写体はエリアの奥に立つ」「撮影者は下から見上げるように撮る」というポイントを抑えると、看板とのツーショットが綺麗に撮影することができた。
店内にはソファ席に座ってグリコサインを背景に撮影できるフォトスポットも用意されており、ファンシーな「映えスポット」とのコラボも楽しめる。利用料は無料で、営業時間は昼11時~夜9時、フォトスポットの利用は夜8時45分まで。
取材・文/つちだ四郎
(Lmaga.jp)