元々アイドル志望だった未知やすえ「たまたま通ったのが…」
吉本新喜劇所属の未知やすえが還暦を迎えることを記念し、8月に「なんばグランド花月」(大阪市中央区)で特別公演を開催。6月8日に大阪市内で発表会見をおこなった。
昭和のアイドルを連想させる赤の衣装でステージに登場した未知は、『めっせいじ』と題された歌を披露。歌唱後にはイベントの開催に合わせて歌手デビューが決定したことと、同曲が自身の作詞であることが発表された。
マイクを握った未知は、「60歳っていう感覚はあまりないけど、節目の年。同い年だけでなく上の方にも下の方にも『元気やな』って言っていただけるようなイベントをしたい。そんななかで自分のやりたいことを考えると、歌手があった」とコメント。
続けて「小さい頃から歌手になるのが夢で、山口百恵さんや桜田淳子さんを見て、中学生くらいからホリプロスカウトキャラバンとかオーディションをいっぱい受けて、全部落ちて、たまたま通ったのが吉本だった」と意外な一面を披露した。
デビュー曲について、夫であり同じく新喜劇所属の内場勝則の反応は?の問いには、「接点がないのでまだ聞かせていない。部屋も1階と3階でお風呂も洗面所も別。いつ会うたかな?」と笑うものの、「理想のタイプ」には「体型的にも存在的にも出しゃばらず控えめ。あまり私に干渉しない小さい人」と内場を連想させ、「将来の夢」には「内場くんと手をつないで歩く」と回答。
さらに、「(歌手デビューは)恥ずかしくて周りの先輩や後輩に伝えていない」というなかで、「内場くんには話を聞いてもらっていて、歌詞を書くのに頭を抱えてる私の姿を見てる」と絶妙な距離感のおしどり夫婦ぶりを見せた。
『未知やすえ60祭 還暦記念特別公演 ~お祝いしてくれなきゃ脳みそストローでちゅーちゅーしちゃうぞ~』は8月11日に「なんばグランド花月」にて。チケットは1階5000円ほか、6月15日発売。
取材・文・写真/上地智
(Lmaga.jp)