テーマは「アート」な京都高島屋の蔦屋書店、ギャラリー・展示会場が9つも

10月17日に京都・河原町にてオープンする新たな商業施設「京都高島屋S.C.」(京都市下京区)。同施設の5・6階フロアに、アートに特化した「京都 蔦屋書店」がオープンする。

■ 書店内に展覧会やアートスペースを併設従来のブックストアの形にとらわれず、カフェやポップアップスペースなどを設けた新たな書店づくりで知られる「蔦屋書店」。近畿では「枚方T-SITE」や「梅田 蔦屋書店」に続き5店舗目となる。

そんな蔦屋書店が、「高島屋京都店」に隣接する新商業施設「京都高島屋S.C.」内の専門店ゾーン、「T8」の5・6階にオープン。文化庁の移転先・京都市に位置し、高島屋で初となる「現代アート&カルチャー」に力を入れた施設内への出店ということもあり、同店もアートがコンセプトとなっている。

両フロアには約6万冊ものアートブックや雑誌が集まり、作品集や写真集から、クリエイター向けの一般書籍や漫画まで、多種多様なアート関連の書籍が並ぶ。さらに店舗内の各所に絵画や立体作品が飾られるほか、9つもの展示会場を設け、年間60以上の展覧会を開催する予定。東京・銀座の蔦屋書店も同じくアートをテーマにしているものの、ここまでアートスペースを設置しているのは同店が初だとか。

■ 京都の人気店のカフェメニューも用意また、6階には国内25店舗目となるカフェ&ワークスペース「SHARE LOUNGE」(一部有料)も併設され、休憩やビジネス、打ち合わせなど自由な使い方ができるシートが120席そろう。スペース内には約1000冊の書籍が用意されているほか、蔦屋書店の書籍も持ち込み可能(3冊まで)。

さらに、カフェコーナーには通常のソフトドリンクやアルコールメニューにくわえ、「小川珈琲」や「進々堂」など京都発の人気店のメニューも用意されているのが京都ならではの特徴だ。

開業日の17日からは、彫刻家・名和晃平氏の展覧会や現代美術家・森洋史氏の個展もスタートするので、気になる人は要チェックだ。営業時間は朝10時から夜8時(アートスペースは昼11時から、SHARE LOUNGEは朝8時から夜10時)。

取材・文・写真/つちだ四郎

(Lmaga.jp)

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