「食の阪神百貨店」の激戦区・洋菓子ゾーンに新顔、主役は「バニラ」
約7年半をかけた大規模リニューアルを経て、2022年春にグランドオープンした「阪神梅田本店」(大阪市北区)。その際に新名物となった、地下1階に全長100mにおよぶ「スイーツストリート」に11月1日、バニラを主役にした新ブランド「VANI(バニ)」が登場する。
「惣菜」「生鮮」「酒」「銘店」「和菓子」「洋菓子」の6つのジャンルで構成される地下1階フロアのなかでも、同百貨店が「新たに名物化を狙うカテゴリ」と力を入れる洋菓子ゾーン。「スイーツストリート」には全国初や関西初のブランドが出店しており、西側入口すぐのバター菓子専門店「サブリナ」といった行列店も少なくない。
そんな激戦区に出店する「VANI」は、同フロアのはちみつとチーズを組み合わせた焼菓子店「ドローリー」を手掛ける「シュクレイ」の新ブランド。「サンドクッキー」(9個入・1080円)や「ムースケーキ」(1ホール・2160円)を看板商品に、脇役になりがちな「バニラ」を主役にした菓子を揃える。
使用するのは香り高いマダガスカル産のバニラビーンズ。担当者は「『バニラ』ということを意識し、クッキーも焼き目にこだわるなど、販売するスイーツは可能な限り白くしています。味わいはもちろん、香りも楽しんでいただければ」と太鼓判を押すように、個包装の商品は封を開ける際にふわりと甘い香りが漂う。
「VANI」は11月1日にオープン、一部商品は数量限定での販売。場所は同百貨店地下1階の西側入口すぐ。
(Lmaga.jp)