『ブギウギ』趣里が歌う『恋はやさし野辺の花よ』に、視聴者号泣「粋な演出」「泣くしかないやろ」
大阪・福島の銭湯「はな湯」で生まれ育った元気な少女・鈴子がやがて大スター・福来スズ子に成長する様子を描く連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK朝ドラ)。11月23日放送の第39回では、スズ子が病の母・ツヤに歌った曲が話題となった。
母・ツヤ(水川あさみ)が危篤だという一報を受け、大阪へと戻ってきたスズ子(趣里)。病床のツヤを目にしたスズ子は、父・梅吉(柳葉敏郎)にもっと良い病院に連れていくことを提案するが、病はそれ以上に進行していた。
自らの死期を悟ったツヤは、スズ子に「ごめんなあ。ワテ、あんたともっともっとおりたかったわ」と詫びる。スズ子が母に向けて涙ながらに『恋はやさし野辺の花よ』を歌ったその日、ツヤは帰らぬ人となるのだった。
スズ子が幼少期から歌っていた『恋はやさし野辺の花よ』を病床のツヤに歌うシーンが流れた今回の放送。
少女時代の鈴子(澤井梨丘)がたびたび歌っていたものの、成長したスズ子が歌うのは初ということもあり、SNSでは「やっぱり、お母ちゃんに聞かせたいのは思い出の詰まったこの曲なんやね」「大人スズ子が歌うのは初めてだったよね。粋な演出するなぁ(涙)」「たくさんヒット曲ある中で最期の曲が子供のころ歌ってた『恋はやさし野辺の花よ』って・・・泣くしかないやろ」などの声が寄せられた。
放送はNHK総合で朝8時から、BSプレミアム・BS4Kでは朝7時半からスタート。11月24日放送の第40回では、ツヤが亡くなり赤字が続く「はな湯」の存続が難しくなる。
文/つちだ四郎
(Lmaga.jp)