低音ボイスと表現力で俳優としても活躍、挑み続ける52歳声優・津田健次郎に「情熱大陸」が密着

低音ボイスと表現力でアニメ界を席巻する声優・津田健次郎が、12月10日放送の『情熱大陸』(MBS)に登場する。

今年52歳にして発売した写真集が、オリコン週間ランキングで男性部門1位を記録。「アイドルでもあるまいし・・・」と本人は照れるが、発売から1カ月を待たずに重版が決定。今、津田健次郎はトレンドの渦にいる。

声優として人気アニメ『呪術廻戦』の七海建人役や、『ゴールデンカムイ』、洋画『スター・ウォーズ』の吹き替えなど、数多くの作品に出演。渋くクセのある低い声と豊かな表現力でキャラクターに命を吹き込んできた。

そんな津田の新たな世界が広がりつつある。2年ほど前、ドラマ『最愛』(TBS系)に出演して以来、俳優としての資質にも注目が集まってきた。「確かに腰は重いし、体力も落ちてきているけど、自分の可能性を前にして尻込みはしたくない」と津田は言う。

今年はアニメやナレーションなど声の仕事に加え、5本のドラマと2本の映画にも出演。写真集の宣伝活動や、東京国際映画祭のレッドカーペット登壇など、目下超多忙の日々を送る。

番組では、自分がやりたいことに貪欲に、そして愚直に向き合う津田にカメラを向けた。とはいえ、声だけで勝負する世界と、カメラの前に全身をさらす芝居の現場は似て非なるもの。アニメ『呪術廻戦』での超重要なアフレコ収録は緩急自在だが、ドラマ10『大奥』(NHK)や『トリリオンゲーム』(TBS系)への出演は勝手が違う。過密なスケジュールをやり繰りし、孤独な役作りに励む時間を捻出していた。

「全然さらっとできないから、とにかく稽古するしかないんです」。かっこ悪いところをさらけ出し、追い込まれ、悔しがりながらも、新たな道を進み続ける52歳の素顔に迫る。放送は12月10日、夜11時から。

(Lmaga.jp)

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