【光る君へ】為時役の岸谷五朗、越前編での吉高由里子演じる娘を心配「ドキドキするお父さんもいる」

吉高由里子主演で、日本最古の女流長編小説『源氏物語』の作者・紫式部(ドラマでの名前はまひろ)の人生を描く大河ドラマ『光る君へ』(NHK)。3月7日に滋賀県高島市の琵琶湖畔で「越前編」の撮影がおこなわれ、まひろの父・藤原為時役の岸谷五朗も参加。越前編に至るまでの苦労と、今後の期待を語った。

10年以上官職に付けずにいたところ、突如越前国の国司という大役を仰せつかり、娘のまひろを連れて越前に向かうことになる為時。「今はとてもいい物を着せてもらっていますが、(この直前まで)我々はどんどん貧乏になりまして。後半では吉高由里子に『ガーゼをかぶってる』と言われるぐらい、ペラペラの服になっています」と笑う。

越前編はまひろだけでなく、為時にとっても重要なポイント。「(藤原)道長から、越前でのすごい責務を聞きます。それは文学しかやってこなかった為時にとって、非常に重いドキドキすることで、着くや否や大騒動に巻き込まれていきます」と明かす。

一方、まひろとの関係は、「娘の心をきちんと聞いて、全部クリアにした状態。はじめて2人が、ひとつのことに立ち向かってる感があります」と、良い方向に変化しているようだ。

「越前編では、この『光る君へ』がガラッと絵変わりをします。我々もびっくりするぐらいなので、お客さまは『わー、どうなっちゃうんだろう?』と思うのでは」と驚きを予想。

さらに、「キャストも新しい、すばらしい人がどんどん登場しますので、『まひろがこっちを好きになるんじゃないか?』と、ドキドキするお父さんもちょっといます(笑)」と、父親の心境になって、まひろの心配をする一幕もあった。

『光る君へ』はNHK総合で毎週日曜・夜8時から、NHKBSは夕方6時から、BSP4Kでは昼12時15分からスタート。越前編は、5月26日の第21回から放送予定。

取材・文・人物写真/吉永美和子

(Lmaga.jp)

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