お笑いファンも反応「ならみんぱく」奈良県立民俗博物館の展示室、一般公開が休止

漫才師・笑い飯のネタでもお馴染みの「奈良県立民俗博物館」(奈良県大和郡山市)が、7月16日より本館展示室の一般公開を休止する。

1974年に大和民俗公園内でオープンした同館は、農作業で使う道具や日用品など、奈良の暮らしにまつわる約4万5000点もの展示品を所蔵・展示し、地元民や観光客が集う学びの場として親しまれてきた。

一方、奈良県出身の漫才コンビ・笑い飯のネタには同館を想起させる「奈良県立歴史民俗博物館」が登場し、お笑いファンの間でも聖地的なスポットとして知られるように。今回の発表を受け、SNS上でも「笑い飯のネタになってた場所では?」の声も多く見受けられた。

最近では空調設備が壊れ、昔ながらの「氷柱」で対応したことでも話題を呼んでいた同館。展示室の休止は、資料の移動・整理にくわえ老朽化した設備を改修することが目的だという。

担当者は「ありがたいことに『再開したらまた来ます』との応援の声をいただいております」と明かし、「このたびは、大変にご迷惑をおかけしております。再開の折には、ぜひまたお足をお運びくだされば幸いです」とコメントした。

同館の具体的な再開日は未定だが、令和9年度(2027年)の再開を目指している。また、公園内にある「古民家エリア」は通常通り公開中。

取材・文/つちだ四郎

(Lmaga.jp)

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