関東の老舗書店「有隣堂」が大阪初出店へ、タリーズとコラボの新業態

JR大阪駅前に9月6日開業する商業施設「グラングリーン大阪 ショップ&レストラン」(大阪市北区)内に、関東の老舗書店「有隣堂」が大阪初出店。コーヒーショップ「タリーズ」と、アートバー&カフェスタジオの「artbar(アートバー)」の2店とコラボした新業態となっている。

1909年に横浜で創業し、現在は神奈川・東京・千葉に約40店舗を展開、そして2023年10月に「神戸阪急」で関西初進出を果たした「有隣堂」。同店の書店コーナーには、「善く生きるための書店」をコンセプトに厳選された書籍約7000冊がスタンバイ。社会問題をはじめ、人々が抱く疑問や興味などへメッセージやヒントを与えてくれる本を中心に選書されている。

また、ZINEなどの同人誌コーナーも常設され、普段はなかなかお目にかからない本とも出合うことができる。同店の担当者は、「メッセージ性の強い本を主に取り扱っていて、チェーンの書店というより、個人で経営されている書店のようなお店です。本だけでなく、カフェや絵のワークショップなどを通して新しい文化や想像、対話生まれる空間になればうれしい」と話す。

購入した本は、併設する「タリーズコーヒー」内にて読書することも(購入前の持ち込みは不可)。また、店内の中央のアートイベントスペースでは、「アートバー」による絵のワークショップ(7500円~)が月・水・金・土・日曜に開催される。プログラムは日によって異なり、コーヒーやお酒と共に気軽にアートを学ぶことができる。

営業時間は朝9時~夜9時。場所は「グラングリーン大阪 ショップ&レストラン 北館」の2階。

取材・文・写真/野村真帆

(Lmaga.jp)

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