吉本新喜劇に「ダークホース」現る!?熊本県拠点の座員 総選挙で上位にランクイン

「吉本新喜劇座員総選挙2024」の結果発表イベントが9月6日、大阪市内でおこなわれ、名物座員などがランクインするなか、「九州新喜劇」の座長に立候補した安井政史が13位と大奮闘。会場からはどよめきが起こった。

■ 熊本から立候補の座員、初参加で13位2022年に間寛平GM(ゼネラルマネージャー)の提案でスタートした同イベント。今年からはシステムがいくつか変更され、総選挙の上位29名にくわえ、当日ランダムで選ばれた観客によって指名された1名が「なんばグランド花月」にて開催される『吉本新喜劇まつり2024』に参加できるように。

また、新喜劇の拠点である大阪以外の地域からも立候補できるシステムとなり、東京からは石田靖、岩手からよこっちピーマン、愛媛からもりすけなど、全国で活躍する座員たちが参加を表明していた。

そして迎えた発表イベント当日、唯一東京から会場に現地参戦した石田が28位にランクイン。「(総選挙に)やっと出れて。『吉本新喜劇まつり』もはじめて出るんですよ。よかったなぁと思ってホッとしております」と笑顔を見せた。

さらに会場を驚かせたのは、「熊本住みます芸人」として活躍し、福岡よしもとの芸人を中心に構成される「九州新喜劇」の座長に立候補した安井政史の13位入りだ。初参加かつ中間発表でも名前が上がっていなかったダークホースの健闘に、会場はこの日一番のどよめきに包まれた。

リモートツールで発表を見守っていた安井は、コメントを求められると「熊本のテレビ局やラジオ番組がすごい応援してくれて。リスナーさんたちがめちゃくちゃ入れてくれたんですよ!」と感激した様子。

さらにイベント終了後の囲み取材では、「はじめは『僕なんて』と思ってたんですけど、まさか13位に入れさせてもらうなんて。ほんと熊本の皆さんにお世話になっておりまして。九州新喜劇の座長になるため僕も九州のメンバーも頑張っているので、ちょっとでも目立たせてもらうために頑張っていこうと思います」と、地元愛を爆発させていた。

総選挙イベントで選出された座員らは、10月18日に「なんばグランド花月」にておこなわれる『吉本新喜劇まつり2024』に出演する。

取材・文/つちだ四郎

(Lmaga.jp)

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