さらば・カズレーザーら芸人も参加、大阪・心斎橋で「笑い」テーマのアート展

パルコ主催の「笑い」をテーマにした企画展『笑うアートマンションと10人の住人展』。東京・原宿で好評を博した同展が、9月6日より「心斎橋パルコ」(大阪市中央区)で開催されている。

■ 各界から集まった10組が「笑い」のアートに挑む同展では、パルコがこれまでフューチャーしてきた「アート」「カルチャー」と重なり、かつカジュアルにアートを楽しめる表現の一つとして「笑い」に着目。それぞれの業界で「笑い」に向き合うタレントやアーティストが10組集結し、「笑えるアート」をテーマに作品を作り上げていく。

参加アーティストは、カズレーザー(メイプル超合金)、さらば青春の光、ヒコロヒー、街裏ぴんく、AR三兄弟、いしかわかずや、スーパーマーケットカカム、ミチル、藤原麻里菜、小峠英二のなんて美だ!の10組。

クリエイティブディレクターとして、『やだなー展』『いい人すぎるよ展』『友達がやってるカフェ/バー』など、度々SNSで話題を呼ぶ企画を送り出してきた明円卓が参加している。

■ それぞれの部屋を覗くように巡るアート展「マンション」の名の通り、入口近くには掲示板や各アーティスト名が記された集合ポストを設置。また、各展示エリアも部屋のような作りになっており、まるでアーティストの部屋を訪れるような感覚で会場を巡ることができる。

同展ではアートのイメージが薄いお笑い芸人らも参加しており、それぞれのアイデアを美術製作のプロが作品化。コント内に登場するすごろくを具現化した『2021年度ボードゲーム』(さらば青春の光)や、バラエティ番組の「ワイプ」を皮肉った『タレント心臓握りの刑』(カズレーザー)など、彼らの芸風を知るお笑いファンならついついニヤリとなる内容だ。

また、漢字の「肝」を椅子にした『肝が座る椅子』(ミチル)や、使用するごとにサラリーマンの毛髪が寂しくなる『サラリーマン消しゴム』(いしかわかずや)など、アイデアに唸る作品も。

来場者がトーストの具材になれる『食パンのベッド ースイミンのレシピー』(スーパーマーケットカカム)、壁に貼られたチラシから好きな電話番号にかけることができる『テレフォンボックス』(ヒコロヒー)など体験型作品もあり、さまざまな角度から「笑い」を楽しめる構成となっている。

会場は「心斎橋パルコ」の9階と14階「PARCO GALLERY」の2カ所で、入場は14階会場から。入場料は、一般・大学生1500円、中高生1000円、小学生500円(小学生以下は無料)。

取材・文・写真/つちだ四郎

(Lmaga.jp)

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