堂本剛「まだまだ多様性にやさしくない時代」…45歳の今、大事にしたいことは?

KinKi Kidsの堂本剛が、映画『まる』(10月18日公開)で27年ぶりに映画単独主演、人気現代美術家のアシスタントを演じる。それを記念し10月2日、「大阪芸術大学スカイキャンパス」(大阪市阿倍野区)でおこなわれたアートイベントに登場した。

■ 「ピックの合わせ方次第で人生の武器に」(堂本)1997年の『金田一少年の事件簿 上海魚人伝説』以来の映画主演。現代美術家のアシスタントをしている沢田(堂本)が偶然描いた○(まる)をキッカケに正体不明のアーティストとして一躍有名になるという、奇想天外な物語だ。同作について「難しすぎる役だったので、本当に悩みながら、久しぶりに芝居の感覚を取り戻しながら演じさせていただいた」と振りかえった。

この日には、大阪芸術大学の美術学科の学生数名が同映画をイメージした高さ2m幅6mの巨大アートが。絵を見た堂本は「それぞれの色が反映されていて、エネルギッシュだなと。いろんな方が『多様性』という言葉を使っていろんな感情表現をしていると思いますが、まだまだ多様性に対してやさしい時代かというと、そうでもないなと。一人一人の個性、僕は『雑味』を大事にしたいと思っています」とコメント。

続けて、「自分で生まれてきたからこそ持ってる魅力があって、それのピックの合わせ方次第で人生の武器になるので。絵を描くことは、自分の手を通して反映されていくことなので、この作品から個々が感じられて、非常に勇気をもらっている状態です」と語った。

そして、堂本は「自分らしい人生をこの絵のように強く、やさしく生きていってください」と、イベントに参加した大阪芸術大学の学生にエールを送った。

映画『まる』は10月18日に全国ロードショーされる。

(Lmaga.jp)

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