何のため? ネコの顔が切り抜ける仕様にわざわざ…キャットフードのパッケージが話題、販売元に聞いてみた

袋のまま食べられる冷凍食品、パッケージのまま調理できる袋、おもちゃになる箱など、近年では創意工夫を凝らしたパッケージがあるなか、とあるキャットフードのパッケージがSNSで話題に。

なんとパッケージモデルのネコの顔部分が切り取れるようになっており、「切り取った後どうするかわからんけど欲しい」「集めたら何かもらえるのかな?」「かわいすぎるやろ」などと多くの人の心を鷲掴みにした。

なぜこのような仕様になっているのか、話題の商品「モンプチ」を販売する「ネスレ」(本社:神戸市中央区)の担当者に詳しい話を訊いた。

■ 実用的な理由があった? 猫の切り抜き──まさかの仕掛けに多くの人が驚きつつ、悶絶するコメントがSNSにあふれていましたね。

このような事態は想像していなかったので、驚くと同時にとても楽しく拝見しています。お客さまがモンプチのネコちゃんを可愛がってくれている気がして、とてもうれしいです。

──そもそもなぜネコの顔が切り抜けるようになったのでしょうか?

モンプチのドライフードのボックスタイプの製品で、8年ほど前から採用しているのですが、「箱の接着剤の浸透を良くするため」と「店頭でのいたずら開封防止のため」なんです。

切り込みがネコの形でちょうどネコの顔に当たるように配置されているのは、製品開発段階での担当者の遊び心と、お客さまに楽しんでいただければという思いからです。

──実用的な理由だったんですね。この商品を愛用している方のなかには、ネコちゃんの顔を貯めていたり、切り抜いた顔の部分を顔ハメパネルのように使っていたりと、楽しみ方もさまざまなようです。公式おすすめの楽しみ方などはありますか?

スマホケースに入れてモンプチの猫ちゃんを可愛がっていただいたり、お守りがわりにしていただいたりしてもらえるとうれしいです。また、いろいろなものの顔をモンプチのネコちゃんに変えてみるのもおすすめです。

これからもネコちゃんとキャットオーナーの幸せのためにより良い製品をお届けできるよう努力を重ねていきますので、今後ともどうぞご期待してもらえたらうれしいです。

このパッケージが採用されているのは、日本で販売されている「モンプチ」のボックスシリーズのみが対象。キャットオーナーの方はぜひ一度購入してみては。

取材・文/野村真帆

(Lmaga.jp)

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