西野七瀬、地元の大阪「八尾アリ」に舞台挨拶で凱旋「自転車で1時間かけて通った」

台風7号の被害を受け2023年8月から休館していた映画館「MOVIX八尾」(大阪府八尾市)が、11月15日より営業を再開。リニューアルを記念し、大阪出身の女優・西野七瀬が映画『君の忘れ方』の舞台挨拶に登場した。

台風の被害に遭ったものの、関西初の次世代型上映システム「3面ライブスクリーン」を導入しパワーアップした形で営業を再開した同館。それを記念し、2025年1月17日に公開予定の映画『君の忘れ方』でヒロインをつとめる西野と作道雄監督による舞台挨拶付き試写会がおこなわれた。

八尾市に隣接する町で生まれ育ったという西野は、「よく来ていたこのMOVIX八尾でご挨拶ができること、すごく楽しみにしていました」と笑顔で挨拶。「(同施設が)小6か中1のときにできたと思うんですが、そこからはお家から行ける映画館で一番近かったのかな。なので、映画を観るとなれば『八尾アリに観に行こか~』となってました」と思い出を語った。

また、「学生の時って移動手段は自転車一択だったんで。自転車でどこまで移動していたので、MOVIX八尾にも1時間かけて行ってました」と明かし、作道監督を「1時間も自転車で!?」と驚かせていた。

「死別の悲しみとどう向き合うか」がテーマに、坂東龍汰演じる構成作家の青年・昴が西野演じる恋人の美紀を亡くし、「グリーフケア」と出会い少しずつ立ち直っていく姿を描く同作。美紀の「幻」という難しい役どころを演じた西野は、「あくまで幻影で美紀本人の意志ではなく、心情はいらないというか。それはやったことがない経験なので、表情や歩き方など難しかったですね」と振り返った。

また、作道監督は「お客さんが美紀を見た瞬間、『恋人だな』とピンとくるような人じゃないと成立しないと思ったので、一か八かで西野さんにお願いしました」とオファーの経緯を明かした。映画『君の忘れ方』は、2025年1月17日より全国の映画館で公開予定。

取材・文・写真/つちだ四郎

(Lmaga.jp)

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