兵庫・朝来市の魅力を発信、「岩津ねぎ」「糸井の大カツラ」などおすすめ24件を選定

西日本の6地方新聞社による地域活性化プロジェクト『ふるさとの光』の第2弾として、朝来市(あさごし)のおすすめスポット24選が発表された。

同プロジェクトは、人口流出や高齢化などの課題を抱えつつも、ふるさとの魅力を継承する地域があることから、エリアのとっておきの情報を「ふるさとの光」として、紙面やWEBで届けるというもの。第1弾は山陽新聞社が主催者となり岡山県新見市の情報を発信し、今回の第2弾は神戸新聞社が兵庫県朝来市の選定されたスポット情報を発信する。

スポットは、同市に関係のある4名の選定者がピックアップ。選ばれた24件は、「竹田城跡」や「生野銀山」などのよく知られたスポットだけでなく、「當勝(まさかつ)神社」や、国の天然記念物に指定されている「糸井の大カツラ」などの知られざるスポットも多数選定された。また、グルメのカテゴリーには、「岩津ねぎ」、矢名瀬のふたつの酒蔵「田治米合名会社」「此の友酒蔵株式会社」などが選ばれている。

選定者のひとり冨士発條株式会社の代表取締役社長執行役員・藤井啓さんは、「私としては、一度は有名になったけれど埋もれてきてしまっているようなものを、もう一回掘り起こせないかという視点で取り上げさせていただきました」と選定ポイントを説明した。

「『ふるさとの光』発見プロジェクトin 兵庫 -兵庫県朝来市-」は、12月13日より電子版「神戸新聞NEXT」の「ふるさとの光」特設サイトにて、選定者のコメントとともにスポットを紹介するほか、2025年に新聞紙面でも関連情報が紹介。また3月には参加の6地方新聞社に特集紙面が掲載予定。

取材・文・写真/太田浩子

(Lmaga.jp)

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