１２回目を迎えた「淀川寛平マラソン２０２４」が１２月１４・１５日に「淀川河川公園」（大阪府枚方市）で開催され、多くの吉本芸人とともに、今年１１月に「無期限帰国」宣言をしたばかりのたむらけんじが参加。２０２３年５月より拠点をアメリカへ移してからの緊急帰国に、芸人らからツッコミが飛び交った。

１４・１５日の両日とも、間寛平とともに沿道応援としてＭＣに尽力したたむら。急遽「障がい者ハートフルラン」で２ｋｍのランに挑戦するなど大会を大きく盛り上げた。

イベント後の囲み取材では、アメリカからの「緊急帰国」に参加芸人からつっこみが集中。麒麟・田村は「たむらけんじさんがアメリカに行って『よ～いドン！』のロケも行かせてもらえるようになって、やっと浸透してきたのに。急に帰ってきたので今日ずっと目ざわりでした」、女と男・ワダちゃんは「たむらさんが今年はいないと思ってたんですけど」とコメント。

それに「俺も今年はほんまに来る気なかってん。それがまさか、自分の焼き肉屋つぶれかけて。帰って来なあかんくて、師匠に『出させてください』って自分でお願いするという」と自嘲気味に話すと、「寛平マラソン出たいから『店つぶれる』って言ってるんちゃいます！？」と言ったミサイルマン・西代には「それやったらええやん。ほんまにつぶれそうやねん」と苦笑いした。

オフィシャルグッズのＴシャツの話になると「ランナーに無料で配るとか、割り引きしてくれるとか、吉本がしてくれんと。昨日ゲストで来てくれた福士加代子さんにも渡さへんねんから」とビジネスマンらしく運営に苦言を呈したたむらだったが、「今日このあと誰も打ち上げ行かへんやん？ もう今から『つかしん店』入ろうかな思てんねん。皿洗いしようかな」と、最後まで自身の店の状況の緊急具合いをうかがわせた。

取材・文・写真／上地智

(Lmaga.jp)