本作りに夢中な蔦重、駿河屋との親子関係の行方は...大河ドラマ『べらぼう』第3回あらすじ・千客万来『一目千本』
俳優・横浜流星が主演を務め、吉原の貸本屋から「江戸の出版王」に成り上がった蔦重こと蔦屋重三郎の生涯を描く大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺(つたじゅうえいがのゆめばなし)~』(NHK)。「千客万来『一目千本』」と題する第3回(1月19日放送)では、蔦重が資金を集め、絵師・北尾重政と共に女郎を花に見立てた入銀本『一目千本』に着手する。
吉原に客を呼び戻したい蔦重(横浜流星)は、吉原の案内本『吉原細見』の改をおこなった後も女郎たちから資金を集め、新たな本作りに駆け回る。しかし蔦重の育ての親で引き手茶屋の主人・駿河屋(高橋克実)は、そんな蔦重が許せず激怒し、家から追い出してしまう。それでも本作りをあきらめない蔦重は、絵師・北尾重政(橋本淳)を訪ねる。
その頃、江戸城内は、老中・田沼意次(渡辺謙)が一度白紙となった白河松平家への養子に、再び田安賢丸(寺田心)を送り込もうと、江戸幕府10代将軍・徳川家治(眞島秀和)に相談を持ち掛けて・・・。
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本作は、文化の花開く天下泰平の世となった江戸を舞台に、喜多川歌麿や葛飾北斎といった数々の浮世絵師・作家の才能を見出し、世に送り出した稀代の出版人・蔦屋重三郎の波瀾万丈な生涯が描かれていく。放送は、NHK総合で毎週日曜・夜8時から、NHKBSは夕方6時から、BSP4Kでは昼12時15分からスタート。
(Lmaga.jp)