中川大輔、凄まじい役作り「170km歩いた」…バディ役・牧島輝も驚き

『東京2020パラリンピック』開会式を手掛けたウォーリー木下が演出する「浅まる企画」の舞台『きたやじ オン・ザ・ロード~いざ、出立!! 篇~』。主演の中川大輔と、バディ役の牧島輝の会見が1月28日、大阪市内でおこなわれ、中川が役作りのために行ったある行動について、話題が集中した。

江戸時代の娯楽小説『東海道中膝栗毛』をベースに、旅役者の喜多八(中川)&友人の弥次郎兵衛(牧島)がお伊勢参りに向かう珍道中を描く音楽劇。2人は江戸を出立し、興津宿(静岡)で大きなトラブルに巻き込まれることになるのだが、なんと今回の舞台のため、中川は当時の旅人と同じように、実際に東京~興津を徒歩で旅してみたそうだ。

「きたやじの気持ちに近づけるよう、東海道を歩いてみました。距離にして160~170kmを、『東海道中膝栗毛』だと4日ぐらいで行ってるんですが、僕は途中で足が動かなくなったりして、結局7日間かかりました。楽しいけど大変だったし、昔の人はすごいと思いましたね」と振りかえり、「おかげで(脚本に)宿場町の名前が出てくるたびに、その場所の情景が浮かぶようになりました」と、役作りの参考にもなったという。

ちなみに牧島は、スケジュールが合わずに不参加。「悪いなという気持ちにもなりますけど、そもそも歩くということ自体がおかしい(笑)」と、かなり思い切った行動に見えたそうだ。最後に舞台の意気込みを聞かれ、「上演時間中、お客さんが全部心を持っていかれるよう、全力で演じたい」(中川)「走りつづける僕らを観て、一緒にいい疲労感を感じて欲しいし、お客さんを巻き込んで疾走したいです」(牧島)と、力強く答えた。

中川と牧島以外には、浅川梨奈、尾上寛之、和田雅成などが出演。脚本は「温泉ドラゴン」のシライケイタが担当する。3月の東京公演を経て、大阪公演は3月21日~23日に「SkyシアターMBS」(大阪市北区)にて。チケットはS席1万2800円、A席9300円、22歳以下2500円で、現在発売中。

取材・文・写真/吉永美和子

(Lmaga.jp)

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