関東の激安スーパー「オーケー」尼崎で開店に行列&一時入場規制、今後は京都も視野に「物件を探していく」
関東に161店舗を展開するディスカウントスーパー「オーケー」(代表:二宮 涼太郎)が、関西3店舗目となる「オーケー南武庫之荘店」(兵庫県尼崎市)を9月18日にオープン。開店前には約100名が並び、開店時刻を繰り上げる混雑ぶり。一時は混雑のため、入場規制もおこなわれた。
◆ 関西3号店、兵庫の地産地消の商品を増やす取り組み…関西エリアは京都も視野に2024年11月に「オーケー高井田店」(大阪府東大阪市)を開業し、関西初出店を果たした同スーパー。2025年1月開業した「オーケー西宮北口店」(兵庫県西宮市)の隣の尼崎市にオープンしたのが今回の「オーケー南武庫之荘店」だ。また、同じく怒涛の出店を進める関東のディスカウントスーパー「ロピア尼崎島忠ホームズ店」(本部:神奈川県川崎市)からも、車で山手幹線を直線10分強の近い場所での出店となった。
社長の二宮涼太郎氏は、「西宮北口店とは武庫川を挟んでおり、新店舗は西宮北口よりも駐車場も充実していることから、新たな客層にご利用いただけると思います。同店では兵庫のお店として、三田ポークなどの地産地消の商品を増やす取り組みをしています。今年は兵庫県に出店が多くなりますが、不動産のことなので、たまたまと言う感じで意図はありません。今後は兵庫と大阪を中心に出店していきますが、京都府でも物件を探しています」と話した。
オープン日のお昼の店内は、精肉コーナーや惣菜コーナーが動きにくいほど混み合っていたが、レジはうまく流れており列は短かった。また、メーカーごとに商品がお得にセットされた「オープン記念お楽しみ袋」(数量限定)なども人気だった。
◆ 現地で聞いた、初日の来店客が買ったものは?買い物を終えた近くに住む主婦は、「新聞のチラシで知って来ました。お楽しみ袋と、りんごや鶏肉、調味料なんかを買いました。この辺はいっぱいスーパーがあるんだけど、近くの万代さんがなくなったからね。近くの人は便利だと思います」と購入品に満足している様子だった。
同店は、毎日価格が安い「エブリデーロープライス(EDLP)」を掲げ、特売などではなく、毎日同じ低価格で販売する。今後、2025年中に、北伊丹店、垂水小束山店、新在家店の開業が決まっており、さらに2026年は大阪に7店のオープンが予定されている。
取材・文・写真/太田浩子
(Lmaga.jp)
