「謎が解けるまで買えません!」ドキドキの魔法×暗号のワンピースが誕生
「謎を解かないと購入できない…」そんな遊び心を刺激されるワンピースと、お菓子缶の販売を始めた通販大手「フェリシモ」(本社:神戸市中央区)から、「謎解き」イベントのような買い物体験が人気の、暗号服専門ブランド「トキキル」との初コラボレーション商品が登場した。暗号を解読できればオンラインで商品購入が可能になる。今回、神戸で行われた事前体験会に潜入し、難解といわれる「謎解き」に挑戦してみた。
■ 「魔法部」の黒ワンピ&お菓子缶で「謎解き」を…ハロウィンにもぴったりなコラボ商品「魔法部?トキキル 猫と月が導く刺しゅうワンピース」(1万7600円)は、心ときめく魔法やファンタジーのアイテムが揃う「フェリシモ 魔法部」で人気の黒ワンピに、繊細な刺繍が施された新作。この刺繍に「トキキル」監修の暗号が潜んでいる。
また、愛らしいコットンキャンディ缶(1998円)は、パッケージに描かれた3種の少女の絵がポイントで、謎解きの贈り物としてもおすすめとか。
今回のコラボレーションは、「謎解き」が好きな「フェリシモ」担当者の熱望で実現。「以前参加した『トキキル』さんのイベントがとても楽しくて、コラボをお願いしたところ、『魔法部』を知ってくれていた方が多くて嬉しかったです」と互いの世界観を活かし、「唯一無二のお買い物体験をみなさんにお届けできれば」と期待を寄せる。
特設サイトでの謎解きで、暗号が分からない場合は「ヒント」を手がかりに。ヒントは11段階で表示されるので、1人で迷宮入りした際も分かりやすく、答えへ導いてくれる。一方、普段の「トキキル」は「現場」を重視。常設店がなく、定期的なポップアップストアへは入店チケットが必要で、制限時間内でリアルな謎解き体験を楽しむスタイルだ。
■ 事前体験会では、会話がうまれる仕掛けがそんな斬新な世界観を体感できるよう、10月4日には「フェリシモ」本社で、神戸初となる1日限定ポップアップストアが開催され、これまで「トキキル」が手がけてきた20種以上のトップスが勢揃い。事前体験会で、記者も初の謎解きに挑戦してみた。
コラボワンピの刺繍は、2匹の猫や4つの月のようなデザインで、数字が関係しているのか、気になるところ。 1人では早くもお手上げだが、そんな状況を察したように「大丈夫ですか?」とスタッフの絶妙な声がけが…。
丁寧にモチーフを別視点で考えるヒントをくれ、このコミュニケーションも「トキキル」人気の要因のひとつ。参加者からも「会話が楽しい」「ヒントの出し方が上手」との声が上がっていて、謎解きイベントなどの接客経験がある人が採用されているそう。
暗号解読の難易度は3ランクで、今回のコラボ商品は真ん中のランクというが、モチーフに何段階もの謎が潜んでいるため、頭を整理するメモが手放せない。再び行き詰まっていると、初対面の参加者まで手助けしてくれ、スマホの専用アプリに解答を入力。「正解」表示で、なんとか購入画面へ辿りつけた。やっと暗号が分かった瞬間は壮大な達成感と、スタッフや参加仲間との連帯感が高まる感覚に。
■ 服を「謎解き」から選ぶ、新体験が好評もしこの謎が解けなかったら、本当に購入できないのか…。「トキキル」代表の長島くるみさんに問うと「もちろんぜひ買っていただきたいので、お客さんの希望に合わせてスタッフが協力させていただきます。でも、普段は時間制限があり、全商品の解読は難しいので、また来たいと思ってくれる方が多いですね」と笑顔を見せる。
「街中で見かける服で謎解きができたら」との発想からブランドを立ち上げ、「うちでは服をデザインだけでなく、暗号解読で愛着がわき、これを着て友達に解いてもらいたい、と謎解き視点でも選んでもらえるのが嬉しい」と話し、これまでの入場券はすぐ売り切れる好評ぶり。今回のコラボは「初めてのワンピースとお菓子だったので、時間をかけて検討し、『魔法部』さんの世界観に合うような猫やリボンなどを取り入れてみました。暗号は難しいと思います(笑)」。
さらに、今回のコラボを記念し「フェリシモ」本社併設の都市型ワイナリー「f winery」には、10月13日まで期間限定メニュー3種が登場。「空想へといざなうコットンキャンディドリンク」、「お菓子好きの小さな魔女のミニパフェ」(各800円)など、幻想的な世界を盛り上げるビジュアルにも注目を。「魔法部?トキキル」コラボ2商品の販売は「フェリシモ」特設サイトにて。
取材・文・写真/塩屋薫
(Lmaga.jp)
