閉店する「心斎橋オーパ」…31年を振りかえる展示がスタート「残っていた資料をかき集めた」

来年1月に閉館する商業施設「心斎橋オーパ」(大阪市中央区)にて、同施設の歴史をはじめ、ファッションの変遷など、31年間の歩みを当時のポスターやグッズなどで回顧できる展示会が開催中だ。

■ 「懐かしい~!」思わず声が出る内容に1994年に開業し、31年にわたって大阪・ミナミのファッション発信地として親しまれてきた同施設。2026年1月12日をもって全館閉館が決まっており、今回は閉店イベントの一環として同展示が開催されることに。

2階の展示ブースには、ギャル全盛期時代を彷彿させるマネキン4体がお出迎え。中に入ると、1994年~現在に至るまでの31年間の歩みがこと細かいに記載されている年表が設けられており、思わずじっくり読み込んでしまう。

また、かつて放送していたTVCMや、館内で配布されていたフロアマップや季節ごとのパンフレット、ノベルティ、イメージキャラクターとして登場していた「フレンチキティ」のポスターなど…同施設の歴史を感じさせるものが多種多様に展示されており、同施設を訪れたことがある人は、利用していた当時の思い出にどっぷりと浸ることができる。

同施設の広報担当者は、「残っていた資料をかき集めて、すべて展示しました。表のマネキンギャルの洋服も当時のもので残っているもの、フリマサイトで購入したものなどを着せています。閉館してしまいますが、明るく閉館したい。年表のイラストにはファッションの変遷感じられるので、『昔こんなのあったね』と懐かしんでもらえたらうれしいです」と話す。

そのほかにも、現在同施設では「Good bye SALE vol.1」と題し、館内の多くの店舗でセールが実施されている。「SHINSAIBASHI OPA 31st HISTROTY ~青春とともに心斎橋オーパ31年の軌跡」は1月12日まで。入場無料。場所は「心斎橋オーパ」2階。営業時間は11時~21時。

取材・分・写真/野村真帆

(Lmaga.jp)

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