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球児誓った！“弱小”カブスの再生

2012年12月9日

　米大リーグのカブスと契約を結び、球場で投球ポーズをとる藤川（共同）

　阪神からフリーエージェント（ＦＡ）となってカブスと２年契約を結んだ藤川球児投手（３２）が７日（日本時間８日）、本拠地のリグリー・フィールドで入団会見を行った。新しい背番号「１１」の青いタテジマのユニホーム姿を披露し「もっと成長したい」と意気込んだ。契約は３年目が条件付きオプションで、米メディアによると２年総額９５０万ドル（約７億８千万円）が保証されているという。

　表情が硬い。「緊張しますね」。藤川はそうつぶやいてから戦闘服に袖を通した。白地に青のピンストライプ。色は違えど、長年慣れ親しんだデザインだ。「やっぱりタテジマっていうのは感じました。少しの安心と自信。通常のユニホーム以上の喜びがあるかもしれない」。自然と笑みがこぼれた。

　クラブハウスで行われた入団会見。日米５０人の報道陣に披露した背番号は「１１」だった「自分で選びました。もっと成長したいということでタイガースでつけていた２２番よりも若い番号。なおかつ、並びの数字。この番号に恥じないように頑張りたい」と言った。

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