トーリ氏が松井の指導者適正を高評価
米大リーグ機構副会長で、ヤンキース前監督のジョー・トーリ氏は9日、昨年末に現役引退した松井秀喜氏について「彼はチームで何をすべきかを理解できる。いいコーチになれる」と指導者としての適性があると評価した。
1996年から12年ヤンキースを指揮したトーリ氏は、松井氏のヤンキース加入1年目の2003年から5年間をともに戦った。「日本のスーパースターとして米国に来たが、常にチームのことを考えてプレーした」と振り返った。カウントが有利な状況でも本塁打を狙わず、逆方向への打撃や犠飛を心掛けた例を挙げ「規律を考え、守る存在だった」と話した。