球児「でかかった」ライバルと対面

 大リーグは12日(日本時間13日)、フロリダ、アリゾナの両州でバッテリー組によるキャンプが始まり、藤川球児投手(32)が新加入したカブスなどが始動した。キャンプイン前日の11日(同12日)、アリゾナ州の球団施設でウエートトレーニングなどで汗を流した藤川は、あくまで自然体でメジャーキャンプに臨む。

 メジャー1年目のキャンプインを前にして、藤川はカブスの球団施設で守護神マーモルと対面した。将来、抑えの座を争うライバルとなるかもしれない相手だが「最初分からなかったんですよ、だれがマーモルなのか。(印象は)でかかったです」と、笑いを誘った。過度の緊張感はない。

 「こっちは自然ですね。とにかく、自然体で入れそうなんで、何の心配もないです。ミーティングも監督とかとしてきて特に問題なくいけると思います」

 この日は朝から雨。予定していたキャッチボールを取りやめ、ウエートトレーニングで調整した。力を最大限に発揮するため、自然体でキャンプに臨む。

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