ダル“エース”の自覚?黒の短髪に変身
レンジャーズのダルビッシュ有投手(26)も13日、キャンプインした。
ダルビッシュが青空の下で2年目のキャンプを迎えた。初日からブルペンに入り、打撃練習にも登板。新人だった昨年と違って表情は柔らかく、グループの先頭に立って練習をこなした。
約2時間の練習を終えて「体は動いているのでいいんじゃないですか」とすがすがしい顔を見せた。不安について「何もない。去年は何も分からなかったので」とリラックスした様子で話した。
ブルペンはファンに一番近い場所を選び、カーブなどを交えて16球を投げた。マイナー選手の打撃練習では軽めのフォームで17球。先頭を切って次の練習に向かう姿に中心選手になる自覚と2年目の余裕がのぞいた。
ワシントン監督も「彼は自分をよく分かっている。去年以上のことを期待したい」と信頼を寄せる。米メディアからは早くも「エースに」との声が出ている。トレードマークだった長い茶髪から黒い短髪になり、精悍(せいかん)さが増した右腕は「しっかり自分のできることをやって、シーズンに臨むだけ」と静かに意気込みを語った。