球児、初の打撃投手に「7割ぐらいで」

 慎重だった。カブスの藤川球児投手(32)は17日(日本時間18日)に初めて経験する「ライブBP(打撃練習)」について「やってみないとわからない。初めてなんで7割(の力)ぐらいで行こうかな、と」と手さぐりで行く構えを見せた。

 「打撃練習」と言っても、実際には打者を立たせて行う投球練習。対戦相手は昨季3Aで24本塁打のネルソンらだが、ボシオ投手コーチは「基本的には打者は振らない」と説明。同コーチがバッテリーにアウト数、走者の有無、カウントを伝え、状況に応じた配球をさせるという。

 カウントを意識した投球は14日のブルペンで正捕手のカスティーヨを相手に予習済み。「順調だということですよ」。藤川が確かな手ごたえを感じながら1年目のキャンプを過ごしている。

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