球児、ベンチで相手打者の特徴をメモ
カブスの藤川球児投手(32)は26日(日本時間27日)、ロッキーズとのオープン戦には登板せず、約2時間の全体練習で調整。試合中はベンチから相手打者の特徴をメモし、公式戦を見据えて研究した。
ロ軍は5月と7月に対戦する相手。「同じリーグですから。知らない打者が多いし」。阪神時代の同僚だった城島氏もメジャーで実践していたマル秘資料づくり。藤川も“QJノート”で相手打線攻略のきっかけにするつもりだ。
次回登板は28日(同29日)、前西武の中島が所属するアスレチックス戦になる見込み。中島とは親交があり、前夜に会食したばかり。同じメジャー1年目とあって「お互いに頑張ろうと思う」と話すが、可能性のある直接対決には「やりたいとかそういう気持ちはだれに対してもない。僕はアウトを取りたいだけ」と勝負師の顔を見せた。