球児2度目登板…中島にはじき返された
「カブス5-3アスレチックス」(28日、メサ)
カブス・藤川球児投手(32)がアスレチックス戦でオープン戦2度目の登板。六回からマウンドに上がり、1回1安打1三振で無失点に抑えた。
この日の課題は、ツーシームを封印し、緩急で打ち取ること。二死一塁の場面では142キロのカットボールでストライクを取った後、今オープン戦初めて投じた119キロのカーブで右飛。「こっちのバッターに慣れる段階に入ってこれたと今日で思った」と手ごたえを口にした。
“メジャー初対決”となった元西武の中島にはカウント2‐2から捕手の直球のサインに首を振り、フォークを中前へ弾き返され、「いいバッターだなと思います」と脱帽。一方の中島は「球児さんと対戦できてよかった」と笑顔で話した。
翌日は主力選手に与えられる完全休養日。藤川がマイペースで調整を続けていく。