球児メジャー5戦目で初の失点

 「オープン戦、カブス0‐2ロッキーズ」(13日、アリゾナ州メサ)

 カブスの藤川球児投手(32)はアリゾナ州メサでのロッキーズ戦に2番手で投げ、1回を1安打1失点。オープン戦5試合目で初の失点を喫した。

 オープン戦5試合目で初めて点を許したが、カブスの藤川に動じる様子はなかった。1回を1安打2四球で1失点。アリゾナ特有の乾燥した気候で制球に苦しみながら、最少失点で切り抜けた。

 気温が30度を超える中、六回からマウンドに上がった。「直球の制球が難しかった」と明らかなボールになる場面が多く、先頭に四球。続く打者には緩いライナーで遊撃手のグラブをはじく内野安打を許した。1死後、3番のゴンザレスには「本来なら決まるはず」という高めの直球が抜けて四球。満塁からトロウィツキーに犠飛を許した。

 特殊な気候に加え、実戦で初めて組む捕手とのコンビというまれな状況だった。5番のカダイアーを空振り三振に仕留め、強打で知られるロッキーズの主軸相手に狙い通りファウルや空振りを取るなど収穫もあった。「自分の問題。思い通りのところに投げれば、やりようがある。やるべきことはできた」と冷静に振り返った。

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