球児、ダルへの感想は「100万年早い」
「パイレーツ3‐0カブス」(4日、ピッツバーグ)
カブス・藤川球児投手(32)は、2日のアストロズ戦で完全試合まであと1死としたレンジャーズ・ダルビッシュに関する感想を求められたが、「自分はルーキーだからサイ・ヤング賞を目指すピッチャーのことはなにも言えない。100万年早い」と話しただけ。お互いの立場の違いや相手の気持ちへの配慮を見せた。
とはいえ、ダルビッシュとは代理人が同じで、その配球を参考にするなど、親しい間柄にある。若き右腕の快投に刺激を受けたようだった。
メジャー開幕第2戦となったこの日はパイレーツに敗れ、出番もなし。2点を追う七回には逆転を想定するかのようにブルペンでキャッチボール。開幕戦に続く、登板への準備は怠らなかったが、試合後は「投げてなかったら話せることもない」との言葉を残し、球場を後にした。