イチロー「いかつい」川崎昇格に笑顔
「ヤンキース3-5オリオールズ」(13日、ニューヨーク)
ヤンキース・イチロー外野手(39)は「6番・右翼」でオリオールズ戦に臨み、3打数1安打1四球。チームは3‐5で敗れた。マイナーからこの日昇格したブルージェイズの川崎はロイヤルズ戦に「9番・遊撃」で出場し、1打数無安打1打点。チームは3‐2で勝った。
四球と11打席ぶりのヒットとなる内野安打で2度出塁。二回の守備では今季初補殺も記録し、見せ場もつくったイチローだったが、チームの5連勝はならなかった。
試合前にはうれしい出来事もあった。起床後、携帯電話を見ると、ブルージェイズ傘下3Aに所属する“愛弟子”川崎からメジャー昇格の知らせ。「(チーム合流のため)空港にいます」とのメールが入っていたという。
昨季はマリナーズの同僚として開幕を迎えたが、オフにFAとなった川崎の所属チームが決まったのは3月中旬。しかもマイナーキャンプからのメジャー昇格とあってイチローは「まあまあいかついですよね。一番遅くにキャンプに入って、この時期にもうメジャーにいる。いいニュースですね、それは」と笑顔で話した。