上原また快投!開幕から6戦連続無失点
「レッドソックス3‐2レイズ」(15日、ボストン)
レッドソックスの上原はボストンでのレイズ戦で八回に登板し、1回を三者凡退、1三振に抑えて開幕から6試合連続無失点とした。チームは3‐2で勝った。イチローのヤンキース、青木のブルワーズは試合がなかった。
空振り三振で八回を締めくくると、上原はいつものように捕手とハイタッチを交わす。そしてベンチで出迎える選手たちと激しいタッチを繰り返した。2‐1の八回に登板し、三者凡退と危なげない投球を披露。今季は6試合に投げてまだ失点がなく、レンジャーズ時代の昨季から続く連続試合無失点は20となった。
開幕から1安打しか許さない圧倒的な結果を残すが、「内容は本当に気にしない。ヒット3本打たれてもゼロならオーケーだと思う」と公式戦では無失点にこだわる。
接戦での登板が続く。「精神的に最後まで持つかどうか」と話す一方で「すごくやりがいがあるし、充実している」と38歳のベテラン右腕は熱い気持ちを口にした。
チームは九回に同点とされたが、サヨナラ勝ちで3連勝。8勝4敗でア・リーグ東地区首位を走っている。