球児DL入り後初ブルペンで笑顔の25球
右前腕部の張りで故障者リスト(DL)入りしたカブスの藤川球児投手(32)が26日、本拠地シカゴのリグリー・フィールドでDL入り後初となるブルペンでの投球練習を行った。
キャッチボールは最長約50メートル。投本間ほどの距離で変化球も投げた。ブルペンでは直球を25球投じ、全力ではないが、持ち味の伸びのある球筋を披露した。「地道に、やれることをやっている。プラン通りに進んでいると思う」とうなずいた。最短で28日のマーリンズ戦から復帰が可能だが、万全を期して5月上旬の復帰になりそうだ。
久しぶりのマウンドでの投球に「怖さがないと言えばうそになる」と話したが、最後の3球は左右に打者役を立たせて外角低めに制球した。痛みはないと言い、笑顔が絶えなかった。