ダル6回1失点の好投も無援で2敗目

 「レンジャーズ0‐1アスレチックス」(21日、アーリントン)

 6回で降板した後もチームは1点も取れず、0‐1で敗れた。連勝が5で止まったレンジャーズのダルビッシュは「いつも点は十分すぎるほどもらっているので、たまには。それは仕方のないこと」と淡々と振り返る。

 立ち上がりから制球は本調子ではなく、三回にアスレチックスの3番セスペデスに速球を本塁打された。しかも「向こうが粘ってきたので、球数も多かった」と右腕は言う。苦しい展開となったが、丁寧に球種を選択し、ピンチを広げない。

 五回のセスペデスとの対戦では速球を待っていると見極め、冷静にスライダーを5球続け、空振り三振でやり返した。思わず出たガッツポーズ。そんな負けず嫌いな26歳にとって、101球での交代は物足りなかった。「一番、今までで駄々をこねた。まだ投げると言ったけど、させてもらえなかった。みなさんがあまりに球数にうるさいので」と冗談交じりにこぼした。

 前回登板で130球を投げたこともあり、「投げさせすぎでは」と米メディアから疑問の声が出ていた。「いつも通りの体の状態だった」とダルビッシュ。負けはしたが、意地の粘投でもあった。

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