左足首骨折でリハビリ中のヤンキースの主将、デレク・ジーター内野手（３８）が１日（日本時間２日）、来月２８日に本拠地ヤンキースタジアムで行われる松井秀喜氏（３８）の引退式への出席を希望した。

　この日の試合前にデイリースポーツの取材に応じたジーターは、松井氏が１日限りのマイナー契約を結び、ヤ軍の一員として引退することについて「ヒデキにとってはいいことですね。彼はそれに値する選手です」と笑顔で話した。

　同選手は４日前にキャッチボールを始めたばかりだが、まだ走れる状態ではない。戦列復帰は球宴後になることが決まっており、松井氏の引退式の日までに間に合うかは微妙。また、実戦感覚を取り戻すためにニューヨークを離れてマイナーの試合に出場している可能性もある。しかし、同い年で親交の深い友の晴れ舞台。「自分もその場にいたいですね」と式典出席を熱望していた。