2番・イチロー、終盤の途中交代に納得
「ヤンキース1‐3レイズ」(23日、ニューヨーク)
3戦連続で2番に起用されたヤンキース・イチロー外野手(39)は五回に内野安打と二盗で4戦連続安打&今季11個目の盗塁。しかし、最初の2打席で仕事を果たせなかった。
0‐1の初回、無死二塁の場面でバント失敗。続く1‐1の三回1死二塁の好機は空振り三振を喫した。
この日のヤ軍は、マイナーから先発投手を昇格させたため、野手が手薄。1‐3の七回に捕手の代打に外野手ウェルズを起用したジラルディ監督は八回の守備でウェルズとイチローを交代させた。
この時点で残った野手は内野手1人。ウェルズは前日に逆転打を放っていることもあり、イチローは「今のメンバーでいくと仕方のない選択。点を入れないと勝てなくなるから優先順位をなににするか。残っている選手を考えれば妥当。特別な考え方ではない」。終盤の攻撃を想定した采配に理解を示した。