上原3戦連続S!指揮官も「さすが」

 「レッドソックス7-5ブルージェイズ」(28日、ボストン)

 レッドソックスの上原浩治投手(38)が7‐5の九回から登板した。今季初めて3日連続でマウンドへ上がり、三者凡退で2三振。3試合連続となる4セーブ目を挙げた。

 一般的なクローザーのように力で押すタイプではない。「自分はこれだけでプロの世界で勝負してきた」という切れのある直球とフォークボールで打者を翻弄(ほんろう)する。

 先頭のイズタリスを直球で見逃し三振。ボニファシオをフォークで空振り三振、好打者レイエスは初球のフォークで遊ゴロに打ち取った。

 3連投はいずれも三者凡退。打者9人から6三振を奪うなど完璧な内容だ。ファレル監督は「セーブ機会にふさわしい投手。さすがとしか言いようがない」と絶賛した。

 「勝って良かった」という右腕の表情には、充実感と疲労感がにじんでいた。

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